最近沢山の温度管理MODがリリースされてますね。

 

そんな中、台湾のVapor Sheepから送られてきたDagger MOD.

 

今回はこいつの取り扱い説明と簡単なレビューです。

 

■手のひらに収まるコンパクトさ

最近MODの小型化が進む中でDagger MODも

かなりコンパクトに仕上がっています。

 

HcigarのVT75Nanoと似たようなサイズ感。

右から

・INNOKIN –  Smartbox

・Hcigar – VT75Nano

・Votech – Dagger MOD

重量はちょっと重めですが手のひらに収まる

このサイズならさほど気にならないですね。

 

■スペック

本体仕様
・高さ83.2mm
・幅 40.9mm
・厚さ 24.3mm

・温度管理 Ni Ti SS316 対応
・摂氏 100C-315C
・華氏 200F-600F
・VW：5w-80w(0.1w刻み)
・Micro USB 0.5A充電
・18650バッテリー使用

スペック的にはiStickPicoとほぼ同等レベル。

 

■独特のギミック

ほかのMODの場合はネジ式、もしくは蓋そのものが

別体で分離してバッテリー交換するタイプが主流ですが、

Dagger MODはバッテリーカバーがマグネット式の

バラフライタイプを使用しています。

 

バッテリー交換の時に蓋を落として傷つけたりすることは無いです。

バッテリーリリース用のヒモもついているので脱着も簡単。

 

■プレートでお手軽カラーチェンジ

装飾用プレートがあらかじめキットに含まれていて簡単に模様替えができます。

 

キットに含まれているプレート以外も外装プレートが数種類リリースされていますから

自分の好みにMOD本体の外装をカスタマイズできます。

 

もちろんスキンを自作して貼るのもあり。

 

ちなみにプレート裏はマグネットタイプと粘着？

みたいなシートのタイプがあります。
(ベトベトしてはいない）

 

■温度管理はちゃんとしてる

動画中でもバーンテストしてましたが,
動きがSXチップのような動きしてます。

ドライコイルの時の表示がまんまSX350Jなんです。

きちんとパルス制御で許容範囲内に温度を抑えている感じ。

ただ、厳密にオシロスコープなどで波形を,
見たわけではないですからあくまでも
体感上での話にはなってしまいますけどね。

 

■Dagger MODのメリット

・コンパクト

・最大80Wまでのハイパワー

・18650バッテリー仕様で長く使える

・外装モディファイが簡単

・プレートの自作もものによっては出来るかも

・温度管理が結構優秀

 

■Dagger MODのデメリット

・ファームウェアアップデートできなさげ

・ちょっとバッテリーが出し入れし辛い

・iStickPicoには小ささで勝てない

・バッテリースぺースがちょっとだけ狭い？

 

Dagger MODの使い方(説明書翻訳)

間違ってるところあればコメントから指摘してください。

 

Power ON:Press the Power button 5 times within 3 seconds
電源オン：3秒以内に5回パフボタンを押してください。

 

Lock Mode:Press the power button 3 times within 3 seconds
ロック：3秒以内に３回パフボタンを押してください。

 

Mode Select:Press the power button 5 times within 3 seconds while the machine is on,A
flashing indicator the device is in mode selection menu.
モード選択：3秒以内に5回パフボタンを押すと
ファンクションで画面が点滅します。

点滅している間に+、-ボタンで各モードを選択します。

＊モード選択は”+”,”-“で選択、パフボタン長押しで確定です 。

 

W mode: Wattage モード

C mode：Temp Control Mode :
[Auto Control Mode(自動)]&[Normal Control Mode(手動設定)]
＊温度管理はファンクション選択時に℉、℃選択可能

手順：℉、℃選択→パフボタン長押し→AC(Auto)、NC(Normal)選択
→パフボタン長押し→SS316,Ni,Tiからワイヤー素材選→パフボタン長押しで完了

 

BYPASS: バッテリー電圧直(疑似メカニカル)

System Off：電源OFF(ディスプレイ表示：SYS OFF)

 

■Auto Temp Control Mode（自動温度管理モード）

 

1・Set your coil base resistance by pressing both adjustment buttons at the same time.
+、-、ボタン同時押しでアトマイザーキャリブレーション(抵抗値測定)

2・Current coil base resistance will briefly display on screen.
コイルのベース抵抗は、スクリーン上に表示されます。

 

3・Select the coil type :Ni,Ti,SS316 corresponding to your installed coil type.
ニッケル(Ni200)、チタン、SS316インストール済みのコイル型に対応：コイルタイプを選択しま
す。

4・Long press the power button to confirm selection.
選択を確定するには、パフボタン(電源ボタン)を長押します。

 

■Normal Temp Conrtol Mode(手動温度管理モード)
*１～４までは自動温度管理モードと同じです。

1・Set your coil base resistance by pressing both adjustment buttons at the same time.
+、-、ボタン同時押しでアトマイザーキャリブレーション(抵抗値測定)

2・Current coil base resistance will briefly display on screen.
コイルのベース抵抗は、スクリーン上に表示されます。

3・Select the coil type :Ni,Ti,SS316 corresponding to your installed coil type.
ニッケル、チタン、SS316インストール済みのコイル型に対応。

4・Long press the power button to confirm selection.
選択を確定するには、パフボタン(電源ボタン)を長押します。

5・Set your desired temperature using the adjustment buttons.
調整ボタンを使用して、所望の温度を設定します。

6・Temperature range:100-315℃,200-600℉
温度範囲：100から315℃、200から600℉

7・TCR MODE:Set your own preferred TCR factor according to the type of non standard coil used.
TCRモード：使用される非標準コイルの種類に応じて、
独自の好適なTCR係数を設定します。(ここはわかる人だけ)

 

動画はここから