VAPEの立ち上がり 立ち上がりが遅いそれぞれの原因
ども。
先日メルマガ読者の方から質問頂いたので
今回は立ち上がりのスピードについての話を
少ししてみようと思います。
あと、この記事内容はあくまでも体感上での話と
ざっくりの知識に基づいた経験談として読んでください。
電気的知識とかマニアックな知識は持ち合わせていないので。
◆VAPEの立ち上がりが遅い原因
一言に立ち上がりと言ってもこれくらい原因は挙げられます。
・ビルドの問題
・電池のへたり
・ワイヤーの種類
・MODのメンテ不良、接点不良
大体この辺?
特にメカニカルMODの場合は接点不良で
かなり左右されたりするので日ごろのメンテは
きちんとやらないとまずいです。
◆ビルド
自分が動画中で使ってるビルドは大体こんな感じです。
・単線の場合:Ni80 or Kanthal A-1 24G 内径:3mm 巻き数6-7
この場合だいたい0.2-0.3Ω位に収まります。
そんなに極端なビルドやってないんですよ単線で組む場合。
・FusedClaptonの場合
28G×3+40G Ni80 内径3mm 巻き数6-7
この場合は0.18-0.2Ωくらい狙って組みます。
じゃあ26Gや28Gは立ち上がり遅いのか?というと別にそんなことはないです。
G数や抵抗値よりもきちんとワイヤーを固定する接点が組まれているかどうか?
ワイヤーの足同士が重なり合ってないか?
この辺気を付けて組めばそこまで極端に遅くなることはないかと。
◆電池について
動画中でメカ使う場合は大体SONY VTC4使ってますが
普段使いはVTC4とVTC5Aを使い分けてます。
Ni80の3コアFused Claptonとかで組んであるMODは
かなり早いスピードで熱持ち始めるので気を使いますよ。
あと、VTCは数字が大きいほうが性能がいいと思ってる人
いますけど違いますからね。
許容のAが全く違うので各用途、抵抗値に応じて変えましょう。
長い間使ってると電池もヘタって来るので
ディスチャージリフレッシュがついてる充電器で
定期的にリフレッシュしてあげると回復したりします。
2.9Vとか、ギリギリまで使ってると電池が早く死ぬので
どれだけ使っても3.2Vくらいまででとどめましょう。
メカの場合は感覚で判断するしかないですが
テクニカルの場合でもMODによってインジケーターに
表示される%のグラフが機種によって差があるので要注意。
過去にあった相談事例でVTC4買ったけど明らかに
他の電池のほうが立ち上がりがいいというケースが
あったんですが原因はそのVTC4の電池でした。
製造個体差や内部抵抗の違いなどの原因があったりもするので
どうしても解決できない場合はショップに持ち込んで見てもらいましょう。
◆ワイヤーの種類
これに関しては思いっきり体感で物言いますが
同じClapton系でも中身にフラットリボン使ってるクラプトンと
単線をパラレルにして作られているクラプトンだと全然立ち上がりが
違うので基本は単線複数本コアのクラプトンを使います。
前は26G+34Gとかのクラプトン使ってましたが熱が入るスピードが
遅すぎるので今は使ってません。
もし使うならテクニカルのBOX MODとかで
単線で使ってるWから、+5W-20Wくらい上げて使います。
あとはメーカーによって同じKanthalの表記でも全然配合が違ったり
抵抗値がばらついたりは普通にあるのでワイヤーはできる限り
いいワイヤー使ったほうがいいです。
たまにホームセンターで売ってるSSワイヤー使ってる
人居るけどあれ絶対やめたほうがいい。
そもそもどんな金属が入っているかもわからないし
TCRだってわからないようなものあるんだから。
(きちんと企画がわかってるなら話は別)
ケチって不安なワイヤー使うくらいなら素直に
きちんとしたメーカーのワイヤー使いましょう。
◆MODのメンテ不良、接点不良
実はこいつが影響一番デカかったりする。
メカニカルの場合はスレッドに入ってしまった微量なごみや
汚れでも影響は大きくて全バラして洗浄して組みなおしたら
全然通電早くなったなんてことも普通にあります。
スイッチ内部のスプリングの接点や摺動部分は特にきちんと
メンテナンスをしないとだめです。
ただでさえ低抵抗で使う人が多いメカニカルで
意外とメンテきちんとやってない人多いので・・・
外に持ち出そうが、家の中で使っていようが
電池の出し入れでスイッチ脱着する時点でスレッドは汚れるし、
アトマイザーの接続部分も微量なミストの漏れや巻き込みで
ほこりが付着することも当たり前なので。
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