趣味を仕事に~VAPEショップで働きたいorショップやりたい~

どうも。

最近全然更新してませんでしたけど、

ちょっと前に視聴者の方から相談を受けたので

今回は書いてみようと思います。

 

結構ネガティブな内容なんで覚悟して読んでください。

 

それではスタート。

 

 

VAPESHOPで働くのはありか?無しか?

以前から不特定多数の方に相談を頂いてた、

「VAPE好きだからVAPEショップで働きたいorお店やりたい」

って言う相談内容。

 

本気の人以外はお勧めしません。

 

ネガティブな感じの内容はあまり書きたくないんですが

あくまでも趣味は趣味の域で抑えたほうが楽しいことが多いからです。

 

「仕事をする=お金を稼ぐということ」

 

自分がやりたい事の領域を超えた作業や業務などが伴うのが当たり前です。

 

自分が知っている知識を相手がわかるようにかみ砕いた説明をしたりなど、

単純に「好き」という感情だけで成り立つものではないんです。

 

例えばの話、爆煙が好きな人がお店で働いていても

必ずしも爆煙が好きなお客さんがずーっと来るとは言い切れませんよね?

 

すでに自分が色々と手を出してビルドやらなんやらしてて

・なんでこんなことも調べてこないの?

・なんでこの人は説明してもわかってくれないの?

なんてジレンマに悩まされることもあるかもしれません。

 

そりゃそうですよ、だってVAPEって言う存在を知っててくる人も居れば

ひょこっと一元さんで覗いてみただけの人も居る訳ですから。

 

趣味を仕事にするということの難しさ

Youtubeなんかでも流れていた

「好きなことして生きて行く」

ってワードありますよね。

 

いい言葉だと思いますがその裏に埋もれた努力や苦労、

苦い経験などは表現されていないのがモヤモヤします。

 

好きなことをして生きていくのは、

雇われでも、自営業でもやろうと思えば出来ちゃいます。

 

が、それをどこまでの範囲でやるのかです。

 

好きなことして生きていくために何かを犠牲にするのか、

何も犠牲にせず好きなことをしたいのか、

これで大きく左右されます。

 

・寝る間も惜しんで本気でVAPEを仕事にしたい

・給料安くても好きなことが仕事に出来るなら頑張れる!

・どんなお客さん来ても何言われてもへこたれないメンタル持ってる

 

こういう人はぶっちゃけVAPEショップ以外の仕事でもなんでも行けますよ。

 

どこまで行ってもまだまだ発展途上

自分がVAPEを始めた2014年当初からは考えられないくらいの

数のショップが各都道府県に開業してますが、

資金面や売り上げの面でやむなくお店を畳んでしまった

ショップさんも少なからず存在はしています。

 

元々が商社で一つの事業として巨額の投資をして

とんでもなくいい立地に店舗を構えてるショップも

都内にはたくさんありますがそれでも赤字のところもあれば

黒字のところもあったり。

 

故に個人経営だとどうしてもワンマンになりがちだったり、

元々色濃い人が集まりやすい文化故に人間関係で嫌になって

辞めた人とかも周りでちょこちょこはいます。

 

給与面に関してもかなりばらつきもあると聞くし

最悪ワンオペで店回しててスタッフ一人に対しての

負担がきついという所も有るとか無いとか。

 

個人開業のハードル

とあるショップのオーナーさんとお話していた時に

開業にあたっていくらくらいかかるのか聞いてみました。

 

その方が投資されたのは、1000万以上でした。

 

立地はいいところですし

商品の品揃えもすごい数の商品数。

 

居心地の良い空間が作られていました。

 

何も必ず1000万借りて開業しろとは言いませんが、

少なくとも開業するにあたって

・店舗の家賃

・仕入れのお金

・仕入れルート

・利益率

・客単価

・商品、顧客の回転率

・お店の強み

・集客

・人件費

・その他

挙げればきりがないくらい色んなことが出てきます。

 

仕入れても売れなければ不良在庫になってしまい、

新作の入荷で人気のない旧作は売れなくなって行きます。

 

売れても売れなくてもかかってくる税金関係など

いろんな問題出てきますよね。

 

そういった面で楽しかった趣味が一瞬でただの苦行に早変わりです。

 

以前どこかのお店の開発をやっていたとか、

経験がある人でも100%成功に持っていくことは

割とハードルが高いのがお店の運営です。

 

理想と現実のギャップ

仕事はあくまでも仕事である以上、

ある程度妥協したり、嫌なことがあっても

そう簡単には辞められません。

 

所帯を持っている人に限定して言えば、

ある日突然規制が決まってしまい、

閉店して働き先が無くなったりしても

おかしくないリスクを取ってまで

自分の趣味を生業にするというのは

リスキーじゃないかと僕は思ってます。

 

個人で開業すればスタッフを雇っても、

自分一人で回すにしても、

すべて自分で責任を負わなければならなくなります。

 

脱サラしてまで開業するのなら本気で

腹くくってやらないと最悪1年持ちません。

 

好きなことは必ずしも楽しいことばかりではありません。

 

 

~最後に~

わずか4年という短い期間ではありますが、

ショップさんやユーザーさんと話し、

自分の目で見てきた経験から今回の記事を書いていますが

ショップで働くのが必ずしもデメリットばかりではありません。

 

VAPEを機に接客の楽しさにやりがいを感じたり、

新な発見があったりすることもゼロではありませんし。

 

ただし趣味を仕事にする以上、

やはりそれなりの苦労は覚悟はしてほしい

と言う意味でこの記事を書いてみました。

 

内容に関しては賛否両論あるとは思いますが、

あくまでも現状に対する個人的見解として解釈して

頂ければ幸いです。

 

もっと時間が経ってVAPE自体の社会認知度が上がり、

新たな雇用が生まれていいショップさんが増えて、

ユーザー、販売者が増えてくれればとは思っています。

 

それではまた。

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